宮崎県立図書館 100年のあゆみ
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愛の献本運動
愛の献本運動
 図書館が焼失して約2週間後の4月21日には、”図書館に本を贈ろう”という運動が、宮崎婦人読書会の呼びかけにより起こり、県立図書館献本運動推進協議会(東哲也会長)が発足、本部が宮崎青年会議所におかれた。この運動は県内各地はもとより、全国から本の寄贈や募金が送られ、愛の献本運動と呼ばれた。
 また、各方面から寄せられた見舞文は、200通にものぼったが、特に、子どもたちからの純真な見舞文は、日夜、再建活動に励んでいる館員の心を深く感動させた。
 献本運動は、10月で終了したが、約4ヶ月間で献本図書数7,428冊、寄金57,000円(当時の単行本1冊あたり150〜300円)もの心温まる善意が寄せられた。
青年会議所より搬入される献本図書
青年会議所より搬入される献本図書
献本運動推進協議会東哲也会長と日高一館長
献本運動推進協議会
東哲也会長と日高一館長
“図書館のおじさん、おばさんがんばって”(緑陰通信 第42号 昭和34年5月)
 本館の類焼に際して各方面から寄せられた見舞い文は、手紙29,ハガキ65,電報100の多数に上がったが、特に「親子文庫」を利用している串間市西郡元二葉会会員の子供たちから寄せられた純真な見舞い文は、日夜再建活動に励んでいる館員の心を深く感動させた。その中から二つを次に紹介してみよう。

H・Yくん
 図書館のおじさん、おばさん、この前の火事は大変心配だったでしょう。朝ラジオのニュースで聞き、あーぼくたちが本を借りている図書館と聞いて、びっくりしました。ぼくたちが近くなら本の一冊でも運ぶ手伝いができたかもしれませんが、なにしろ遠いことですので残念でした。
 一日も早くりっぱな図書館をたててもらい、又よい本をみせて下さい。図書館のおじさん、おばさん、お元気でがんばって下さい。

Y・Kくん
 図書館のおじさん、おばさん、おげんきでしょうか。ぼくはふたば会の生徒です。いつもたのしい本、ためになる本をおくって下さったので、うれしくべんきょうをしておりましたが、図書館がやけてしまったのがざんねんでなりません。
 だいじなものがたくさんやけてしまったのを、新聞ラジオで知り、おしいことをしたとおとうさんもおかあさんもいつも言っております。
 おじさんおばさんたちも、あとのせいりにいそがしいことでしょう。まえよりもよい図書館が出来上がるようにがんばって下さい。ぼくたちも、そればかりたのしみにしております。

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