| 図書館焼失 |
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昭和34年4月5日(日)、午後4時頃、隣接の県町村会館から発火、折からの強風にあおられて同会館を全焼した。図書館は開館中であったが、火災と同時に閲覧室にて読書中の約100名の閲覧者は館員の指示により避難をした。一時衰えたように見えた火勢も西の強風のため30メートルも離れた本館ホールの屋根に飛火し、数分の瞬く間に二階全体が火煙に包まれ、ホール、新館、旧館の順で全焼した。
多くの市民や利用者は、本などの運び出しを手伝い、また小中学生が約80メートル離れた県庁玄関まで、二列三列にならび、機転のリレー運搬で本を搬出した。これらにより蔵書の大半や貴重な古文書類などが無事搬出された。
しかし、九州一と言われた2200枚にも及ぶレコードライブラリーや児島虎次郎画伯や郷土出身の塩月桃甫画伯の大作など数多くの美術品が焼失し、これらの文化財の損失が惜しまれた。 |
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