資料詳細

川﨑愛/著 -- 流通経済大学出版会 -- 2020.9 -- 498.6

資料が貸出中のときは「予約かごへ」が表示され、貸出の予約ができます。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県立 部門 /4986/0168/ 1120218506 一般 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ハンセン病は人に何をもたらしたのか
副書名 ハンセン病療養所の創設から現代まで
叢書名 流通経済大学社会学部創設30周年叢書
著者 川﨑愛 /著  
出版者 流通経済大学出版会
出版年 2020.9
ページ数 15,284p
大きさ 19cm
一般件名 ハンセン病療養所-歴史
NDC分類(10版) 498.6
NDC分類(9版) 498.6
内容紹介 「病者の撲滅」を目的としたハンセン病療養所を国が設置したのは1909年。それから110年経過した現在もハンセン病療養所は存在し、そこに暮らす人々がいる。ハンセン病は死に至る病ではなく、約70年前には治療法が確立していても隔離政策は継続された。ハンセン病療養所への隔離は、地域、家族だけでなく社会からの排除を自身に内在化させた。本書では、療養所で暮らす病歴者の自発的な表現活動を通して「自己差別」から自身を解放し、社会を動かしていく道筋を明らかにする。
一般注記 宮崎に関する記載あり
ISBN 4-947553-87-1
ISBN13 978-4-947553-87-4
定価 1320円

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章
ハンセン病療養所の開設と政策の変遷
小笠原登とハンセン病政策
戦前・戦後の無らい県運動とハンセン病療養所
ハンセン病療養所における優生手術
第二次世界大戦下のハンセン病療養所における患者作業と団体活動
ハンセン病療養所におけるニュースの発行
「らい予防法」に当事者団体はどう向き合ったか
全療協会長の「刀折れ矢尽切るまで」の闘い
患者運動と政策の関係
「社会浄化」と教育
ハンセン病「未感染児」通学拒否事件
教員からみた療養所の子どもたち
ハンセン病療養所入所者が描いた過去・現在
将来構想の実現
保育所がハンセン病療養所にあること
ハンセン病療養所の地域開放と共生
ハンセン病療養所を世界遺産に
終章
3.国賠訴訟陳述書に見る入所勧奨 p60