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現代日本文学論争史 上巻 貸出可

平野　謙／編 -- 未来社 -- 2006.9 -- 910.263

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県立 部門 /9102ｹ/0019/1 1106085622 一般 利用可 在架 iLisvirtual

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タイトル 現代日本文学論争史 上巻
著者 平野　謙 ／編, 小田切　秀雄 ／編, 山本　健吉 ／編  
版表示 新版
出版者 未来社
出版年 2006.9
ページ数 ６４５ｐ
大きさ ２２ｃｍ
一般件名 日本文学－歴史－昭和時代
NDC分類(10版) 910.263
NDC分類(9版) 910.263
ISBN 4-624-60104-1
ISBN13 978-4-624-60104-1

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内容一覧

タイトル 著者名 ページ
■「宣言一つ」をめぐる論争
宣言一つ 有島武郎
有島武郎氏の窮屈な考え方 廣津和郎
廣津氏に答う 有島武郎
階級藝術の問題 片上伸
有島武郎氏の絶望の宣言 堺利彦
個人主義者と社会主義者（抄） 河上肇
■内容的価値論争
文藝作品の内容的価値 菊池寛
菊池寛氏の「藝術作品の内容的価値」を駁す 里見弴
再論「文藝作品の内容的価値」－里見弴氏の反駁に答う 菊池寛
■散文藝術論争
散文藝術の位置 廣津和郎
散文精神の発生 佐藤春夫
認識不足の美學者二人－所謂「直ぐ人生の隣りにいる」散文藝術に関する廣津和郎君の謬見 生田長江
再び散文藝術の位置に就いて－生田長江氏に答う 廣津和郎
■私小説論争
本格小説と心境小説と 中村武羅夫
日常生活を偏重する悪傾向（を論じて随筆、心境小説などの諸問題に及ぶ） 生田長江
私小説と心境小説 久米正雄
「私小説」私見 宇野浩二
イヒ・ロオマンのこと 佐藤春夫
「心境小説」と「本格小説」 佐藤春夫
即興的小説を排す 平林初之輔
純文學余技説 久米正雄
「純文學余技説」に答う 廣津和郎
■「小説の筋」論争
饒舌録（抄） 谷崎潤一郎
「筋の面白さ」について（合評会抜粋） 芥川龍之介ほか
饒舌録（抄） 谷崎潤一郎
文藝的な、余りに文藝的な（抄）－併せて谷崎潤一郎氏に答う 芥川龍之介
饒舌録（抄） 谷崎潤一郎
文藝的な、余りに文藝的な（抄） 芥川龍之介
■既成文壇の内部論争
「土」と「荷風集」（抄） 正宗白鳥
白鳥正宗氏に答るの書 永井荷風
荷風氏の反問について 正宗白鳥
壮年者の文學 佐藤春夫
雑誌抜き読み 正宗白鳥
この時評に与えられた批評に就いて 佐藤春夫
文藝時評（抄）佐藤君に答う 正宗白鳥
透谷。樗牛。また今日の我々の文學 佐藤春夫
■新感覚派・既成文壇論争
新感覚派の誕生 千葉亀雄
若き読者に訴う 片岡鐵兵
新感覚主義に就て－片岡鐵兵君に与う 廣津和郎
新文學を論ず－廣津和郎氏に答えて 片岡鐵兵
文壇の新時代に与う 生田長江
生田長江氏の妄論　其他（抄） 伊藤永之介
新感覚派はかく主張す 片岡鐵兵
■批評方法に関する論争
現代文學の十大欠陥 青野季吉
批評について（抄） 正宗白鳥
正宗氏及び緒家の論難を読む 青野季吉
青野氏・岸田氏・谷崎氏（抄） 正宗白鳥
正宗氏の批評に答え所懐を述ぶ 青野季吉
■目的意識論争
自然生長と目的意識 青野季吉
我国プロレタリア文學運動の発展 谷一
自然生長と目的意識再論 青野季吉
無産者文藝の質的転換 谷一
社会主義文藝運動 文藝戦線「社説」
所謂社会主義文藝を克服せよ 鹿地亘
テーゼに関する誤解について－鹿地君に答える 林房雄
結晶しつつある小市民性 中野重治
■藝術大衆化論争
いわゆる藝術の大衆化論の誤りについて 中野重治
小市民性の跳梁に抗して 鹿地亘
藝術運動当面の緊急問題 蔵原惟人
問題の捩じ戻しとそれについての意見 中野重治
藝術運動における左翼清算主義－再びプロレタリア藝術運動に対する中野・鹿地両君の所論に就いて 蔵原惟人
プロレタリア大衆文學の問題 林房雄
解決された問題と新しい仕事 中野重治
藝術大衆化に関する決議 ナップ中央委
■形式主義文學論争
文藝時評（抄） 横光利一
形式の問題 蔵原惟人
形式主義文學説を排す 勝本清一郎
鼻歌による形式主義理論の発展 中河與一
文學・形式問答 谷川徹三
文藝時評（抄） 廣津和郎
アシルと亀の子（抄） 小林秀雄
■解説 平野謙

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