まだ秋になり切れないような暑い日、4才くらいの男の子がおかあさんの傍らで絵本を読んでいました。
そこへ、ちょこんと帽子をかぶったヨチヨチ歩きの男の子がやってきて「ぼくも…」とでもいうようにお兄ちゃんの座っている椅子の後ろによじ登っていきました。
でも、お兄ちゃんは戸惑ってしまったのか席を立ちました。
すると小さな男の子はいすから滑り落ちてしまい大泣き!
びっくりしたお兄ちゃんは呆然としていましたが、気を取り直して近寄っていきその後二人で仲良く本をみていました。
小さなこどもでも「本が好き!」というのがよくわかり、嬉しくなった一瞬でした。
この兄弟がいつまでも仲良く楽しく成長してくれることを願った次第です。
児童室は毎日がドラマの舞台です。子ども達の輝いたまなざしが、きっと明るい21世紀をつくってくれるでしょう。信じています……。
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